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とくしま教室塾 [体育・教育]

昨日は,徳島教師塾がありました。

あと五年で徳島市内の教員の3分の1が退職,十年経てば3分の2が退職するみたいです。
教師を目指す若者からすると,採用率がUPして教員になりやすくなるのでラッキーです。
しかし,どんな仕事も昨日入って今日から戦力になることはまずありません。
ましてや,全く経験のない人ならなおさらです。
教員という仕事は正解がありません。「経験がモノを言う」仕事です。

そんな経験をたくさんしている先輩先生が退職されるということは,教師としてのノウハウを先輩から学べなくなってしまうということです。

そうなる前に!
ということで教師塾が開かれることになったようです。

昨日はその第一回でした。

講師は教育長と某小学校の教頭先生。
教育長は中学時代の教頭先生です。

教育長の話に,「何くそ根性」という言葉がありました。
教育長が新任三年目に某中学校に転勤が決まり,新学期初日のエピソードを話してくれました。
一年生の担任。周りはベテランのスゴ腕先生ばかり。
自分は25歳の若手教員。

保護者の顔に「不安」の文字が見えたそうです。
そうなることは予想できていたらしく,保護者に安心,信頼してもらえるように努力した話をしてくださりました。

私も三年前,ベテランの先生の隣で初担任をしました。
当時のことは全く覚えていませんが,保護者は不安だったと思います。
でも隣のクラスだったらよかったのに,とだけは思われたくないという一心で仕事をしたことを思い出しました。

教師という仕事は,正解がありません。
経験がモノを言いますが,若い者に何もできないかと言えばそうでもありません。
そのクラスの子どもたちのために今,何ができるか。
自分にしかできないことがあります。
それをやり続けていくことが大切だと思います。

絶対的劣勢でも,何くそ根性をもって闘う。
同業者は,よき先輩であり,仲間であり,そしてライバルです。
すごいと言われる先生にも負けない。といううちに秘めたる闘志を持ち続けたいと思います。

そんなことを,改めて考えるいいいい機会になりました。

今後も自己研鑽に努めます。

もう人方の講義の内容はまた次回に。


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