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学部授業改善のためのFDワークショップ よい教師を育てる学部教育とは [体育・教育]

こういうタイトルの会に参加してきました。

学校の授業を改善するための会で、前からしてたみたいなんだけど、今年は実際に講義を受けている学生の意見も聞こうじゃないかということで、我々も呼ばれたわけだ。

授業を改善したければ、教員のインストラクションによって学び手である、学生の行動にどういう変化が起こったかを調べないといけないのだから、何で今さらって感じもするけど、まぁこういうことに気づいて今年から取り入れていっていることはいいことですよね。

会自体は、初めに学長先生のお話とこの会の趣旨の説明が15分くらいあり、その後は10~15名の各グループに分かれて話し合い。コーディネーターの先生がすでにいくつか議題となりそうなものを用意していたので、先生方中心に話が進められていくのかと思いきや、学生の意見を中心に聞いていき、問題点と解決策を考えていった。思っていたよりも、自分の言いたいことが言えた。

主な話の内容は、授業と実習の関連性が薄いとか、特別支援教育のことや生徒指導のことは現場に出たら即出てくる問題なのに、大学の授業ではそこまで対応されていないし、そういった講義等を受けずとも免許が出ちゃうとか、少ない時間で技能をどう身につけさせるかとか、今後改善していくべきことが出てきた。

参加して思ったのは、意外と先生方は我々学生の感じていることや、現行のカリキュラムでの問題点を知らなかったりするということ。今回のように、こちらの意見を伝える場があって良かったのではないかと思う。

授業を改善するために必要なことは、学校がどういう方向性を持ってカリキュラム授業を作っているのかはっきりさせること。教員は、何を教えるのかをはっきりさせるべき。これはできるだけ具体的に。学生側はどの授業でも行われている授業評価を、思いのまま書くこと。中には、自分の講座の先生の授業等だと良い評価を書いたりする子もいる。そして、一番大事なことは、学生も教員も大学も、他人のせい(うまく学べないのを大学や教員のせいにしたり、思うように学ばないのを学生自身のせいにしたり)にせずにそれぞれが出来ることをしようとすることだと思う。

P.S教育委員会の先生のお話より

今、現場に求められている教師は、とにかく生徒指導のできる先生だそうです。何か問題が起きたときに対応しきれない教員が多いらしい。しかもそういう人に限って学生時代の成績はトップクラスだったりするらしい。いくら知識があっても、いくら授業をうまくする力を持っていても、生徒指導ができなければその力を発揮するまでに至らないらしいです。参考までに。


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歌の力はすごい! [体育・教育]

歌や音楽は、なぜこうも人の心を動かすのだろう?

今回の実習で、毎朝「ゆめびより」という歌を歌っていた。

この歌詞がなかなかいいんだよなぁ~と思いずっと歌ってきた。

いつしか、この歌がスキになりだした。

そして、、、送別会でこの歌を歌った。

クラスの送別会では、教室の入り口から子どものアーチで入場し、子どもたちからプレゼントをもらい、実習生からの話があり、という流れなんだけど、たいていの子が話す時に少しうるっとくるんです。

女の子2人が泣く、子どもたちが泣く中で私は、耐えた!

しかし、歌にやられた。

「ゆめびより」

泣いてしまいました。今まで泣いていた子どもたちも涙を流していました。

ただでさえ悲しいのにさらに歌詞が良い。もう涙が止まらなかった。

その流れで、終わりの握手をしてサヨウナラのときには喋れないくらいまでないてしまった。

抑えていた感情が、歌によってすべて解き放たれてしまった。。

歌ってすごいね♪


はじめとおわり [体育・教育]

なぜ、こうもはじめと終わりでそのことに対するイメージが変わるのだろう?

中学校に実習に行っている子から、小学校が良かったという声が聞こえる。

なんで?中学校楽しいし、楽やし☆小学校の方がしんどいし!

なんでこういう風に思うんだろう?

秘密の原因は多分これ。

よく考えると、中学の時もはじめはキツイ・しんどいと思っていた気がする。でも、慣れもあり、生徒との関わりの中で楽しみも覚え、知らず知らずのうちに楽しいものになっているのだ。そして、最後には悲しみの別れがあり、この子達と逢えなくなるのが淋しい・別れたくない、と思うからまた来たいと思って、悪い印象がないのだと思う。

私が、今回、まさにそれを感じた。

小学校実習で、こんなしんどいん早く終わってくれんかなぁ?と思っていたけど、実習終盤になって、もう終わってしまうと思えてきて、送別会では抑えられない涙がこぼれ落ちた。また来たい。この子たちと別れたくない!の一心だった。今なら、良かった!という印象しかない。

つまり、序盤では嫌だった実習も中盤から終盤にかけて、好きなものに変わってきていて、も少しいたいと思えるまま終了するから、悪い印象が残らないのである。

それもこれも、全て子どものおかげなんだと思う。

あぁ、3年3組に戻りたい…。


教育実習in小学校 [体育・教育]

10月30日から附属小学校へ学生最後の実習に行ってきました。

私は、もともと小学校教員志望なのでこの実習は非常に楽しみではありました。時期的にはめんどくさかったけど…。

行ってわかったこと。

小学校教員は大変です。

まず困ったことが、板書(黒板に書くこと)!漢字が使えないんですな。私の配属は3年生3組。微妙に習ってる漢字とそうじゃない漢字とがあるんです。習ってないのが出ると、「先生、その漢字習っていません」と言われる始末。小学校の先生の頭には、この漢字が何年生で習うってのが全てインプットされてるのかな?

二つ目。授業の進め方。子どもが発言をしまくるので、その子たちの発言を大切にしてあげなければならない。もっと言うと、子どもが発言しまくっているんだけど、実は教師の意図している方向へと進んでいっているという感じ。これを全て考えておく(インストラクションで言うとデザインしておく)必要があるということ。「この発問をすると、あの子がこんなこと言って、そしたらあの子がこう反対して、こういう方向に話が進んでいくんだろうな」って感じで、授業をデザインしておく必要があるのだ。中・高にはない小学校ならではの考え方。

3つ目。記録が大変。実習生は実習録と呼ばれるものに、その日のことを必ず記録しないといけないのだ。この日に~があったではなく、各授業で、教師がこういう発問をしたら、子どもはこういう反応をした。そこからどういうことに気づいたか?的なことを書くんです。これも大変。

4つ目。指導案(授業計画表みたいなもの)。中学では、生徒がすることを書いといて、その横に、教師がすることを書いて、その時にどう評価をするかを書くだけでいいんだけど、小学校は「指導にあたって」という子どもの実態等を書く所があるし、活動も詳しく書かなきゃいけないし、教師の支援と言われる所には、教師がすることを書くのではなくて、「教師が~することで、子どもが~する・~できるようにする」という所まで書かなくてはならない。

なんせ大変でしたね。

初日の夜に、寝れないから、これはない!と真剣に思いました。こんなしんどいのか?と…。

小学校嫌だなぁ。中・高の方がいいな!と思ってしまった。


水泳指導員 [体育・教育]

昨日・今日と香川県の県立総合プールに水泳基礎指導員の講習に行っていました。

水泳部員でまとまって受講しに行きました。

講習の実技の内容で、バディを組んで互いに泳ぎを教えあうという内容があった。

教育大学ではありながら、教育実習以外はほとんど指導するという機会がないし、特に水泳に限ってはなかなか機会がないから、水泳部員にとってはいい経験になったと思います。

後、4日間、講習と試験があります。無事合格して、いち指導員として頑張れるように残りの課程に取り組もうと思います。


実験。 [体育・教育]

同じのゼミ友人の実験風景です。

ここで人が打つんです。

彼は実験道具を設定しています。

片方200万の道具の上にバッターが乗って打つんです。

この200万がめちゃくちゃ重いんです。

4階を行き来するんです。

まだ何人か測定しないといけないみたいです。慣れない我々にとっては、準備と設営がけっこう大変なんです。

でも、測定をした後の作業がもっと大変なんです。

頑張れ!ケイン…。

 


エビも健康ブーム? [体育・教育]

なんせ走ってました。

詳細はコチラ


勉強会 [体育・教育]

大学生の4年生らしく,来週から本格的に勉強会をすることになりました。

とりあえず毎週火曜の10:40~します。

内容は,インストラクションをデザインする。教師のためのルールを学びます。

参考文献は,以下の通りです。

インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック

インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック

  • 作者: 島宗 理
  • 出版社/メーカー: 米田出版
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

来春から教員になる人もいます。

その前に,これを学んでおいた方がいいかなと・・・。

素人に毛が生えたくらいの知識でも,みんなに紹介できればなと思ってます。

まぁ,自分の学んだことを人に伝えることで自分のインストラクションを磨く練習にもなるし,新たな疑問が生まれたりするかもしれないので,そこは非常に楽しみです。

授業もなく,卒業研究しか残っていない4年生の暇つぶしに,みんなで勉強できれば良いなと思います。

参加したい人はいつでもどうぞ☆


就職支援室の本質と存在意義 [体育・教育]

我が大学にも就職支援室なるものがある。

学生の就職を全面的に支援していこうという試みであろう。

法人化になった2年前からできた。

さて、ここの支援室の方針はというと、、人から聞いた話も含め

  1. ここの支援室での就職は教員採用試験を受けて教員になること
  2. 教員採用試験を受けない人は妥協した人
  3. 合格しやすい県をたくさん受けた方が良いということ
  4. 大学院生より学部生優先だということ

なるほど、おかしいな。

1、就職支援するなら、どういう方面でも支援すべきじゃないの??確かにここは教員養成系大学だけど、3年間の生活の中で、自分に合った新たな道を見出す人もたくさんいるだろうに。。名前変えあれば?教員採用試験対策支援室に・・・。

2、私がまさに試験を受けてない人。受けてないことが非常に悪いことのように言われた。目的持って院に進学を希望するのはいけないことなのか?採用試験を受けるという行動をとってる人だけが評価されていた。

3、合格しやすい県を受ける。いわば滑り止めだよね。大学進学とはわけが違う。自分の将来を大きく左右する選択だ。ましてや、たくさんの子どもを相手にし、影響を与える職業。そんな簡単に決めちゃっていいのだろうか?

4、学部生優先ってのを聞いたことがある。なぜ??そういうのするなら、名前帰れば?学部生優先教員採用試験対策支援室に…。

何か、がっかりだ。親にこの話をすると、ほらほれでしか宣伝できんけん大学は必死なんやけん仕方ない。しまいには政治が悪いだの、金がからんでるから、だの言い出して話ができない状態に・・・。完全に個人攻撃の罠にはまってんじゃないの??

前におっちゃんが言ってた、一番おろそかになってはいけない所がおろそかになっているってのがまさに大正解。国の政策で、教員免許の更新制度をつくるとか言ってたけど、その前に教員の卵を育て、送り出す方に問題があるから、そこからメスを入れていった方がいいのでは??

支援室が、いったいどこまで学生や教育界・そして、子どもたちのことを考えているかが重要だ。試験を受けさせて合格させるのが一番目に見えて結果の出ることだとは思うが、教員になるよりも他の事をさせた方が良いかもしれない人や、何となく流れで言われるがままに採用試験を受け合格してしまうかもしれない人、いろんな人がいると思う。合格はして先生になれたはいいが、それが本当にその人にとって良いことなのだろうか??

その人たちのことを、そして、その人たちから教育を受ける児童生徒のことを本当に考えるなら、その学生の適性を見極め、その学生に合った進路指導をすべきではないだろうか??それが支援室の本来のあり方だと思う。

嫌だったらやめれば良い。受かっても行かなければいい。こういう意見の人もいるとは思うが、これは所詮、試験を受ける側の意見だ。

実際に教育を受けさせる保護者からのニーズは「そんな人には自分の子を見て欲しくない。やっぱり保護者自身からも信頼できる人に、自分の子どもを預けたい」と3人の子を持つ競艇選手は言う。

特に、教員養成系大学の就職支援室なら、採用率を上げて学生を呼ぶのも企業戦略かもしれないが、やはり先生になるべき人・違う道に進むべき人、を見極めることも必要かもしれない。目先の採用率よりも、5年・10年後に「ここの大学出身の先生は本当にいい」と言われるような就職支援をすべきじゃないかな??

これまでの卒業生の先輩方のおかげで、うちは良い評判があるみたいだが、その評判に乗っかりすぎて油断していると、逆に「あの大学出身の先生は・・・」みたいな悪評が流れてしまうかも・・・。足元すくわれるよ。

目先のことだけにとらわれた対策には、先で必ず痛い目にあわせられる。

 

 


教師のためのルールブック。 [体育・教育]

インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック  以前書いていたものです。

教師になる人はもちろん、指導者と名のつく立場にたつ人は必見!!

大学ではなかなか学べないインストラクションのルールが書かれてあります。

感想

指導する立場の人間にとって、基本的に守るべきことが書かれてあるので、その中の自分に活かせる点だけでも意識して指導すると、良い指導ができるんじゃないか?と思います。学習者が思うように反応してくれない、指導がうまくいかない、と思ってる人は「きっと、こういう所に問題があるんだよ」ってことがわかると思います☆☆☆

 

 

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学 んで、今はこれ読んでます。

問題解決のための行動分析学。

前者より先にこっち読めば良かったかな?

感想は追々・・・。

 


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